妖怪人間状態の私

妖怪人間ベムって知ってますか。

妖怪が主人公のアニメ。
異様な姿をした醜い怪物が、人間に化け人間社会で暮らしつつ、いつか本物の人間になる事を望み日々悪と戦うという話、らしいです。


これ、有名なセリフがあるんですよ。

「早く人間になりたーい！」

って。


これさぁ。なんかこのベムたちの気持ちが分かるような気がして。
頭から離れないんですよ。この言葉。

主人公たち妖怪人間は自分が妖怪であることを疎み、周囲には妖怪である事を隠して暮らしてるんでしょう？
いつ自分が妖怪だとばれるか分からない緊張と不安の中で暮らして、ばれたら忌み嫌われ…。
人間に憧れ、人間になりたいと切に願っている。


これって私が定型に憧れているのと似ているな、と思ったんです。
「早く定型になりたーい！」みたいな。
いや、定型になれる予定は無いんですけど。

人と接する時は、定型を装い発達障害である事を隠しながらも、いつばれるか不安でたまらない。
定型にアスペルガー症候群だとばれたら確実に嫌われるし。
まあ普通にばれてるんでしょうけれども。どうしても隠しきれないですからね。

なんか自分が醜悪な化け物である気がしてきます。しかも妖怪人間ベムよりタチの悪い化け物。
定型になりたい、健常者になりたいと切に願うんですが、こればかりはどうしようもないです。

「配られたカードで勝負するしかないのさ」という言葉はスヌーピーのセリフでしたっけ。

勝負、負け続けです。